
こんにちは!ひろみお夫婦(@hiromio_blog)です。
午前中にタジキスタン観光を終えた私たちは、午後の時間をたっぷり使ってサマルカンドを巡ります。目指すは、SNSでもよく見かけるあの絶景! まずはド迫力のビビハニム・モスクへ。そして地元スーパーからバザールまで、しっかりお土産探しもしてきましたよ。
この記事のポイント
・ビビハニム・モスクの観光情報
・地元のおすすめお土産を徹底紹介
・レギスタン広場のプロジェクションマッピング
4日目日程
- 8時30分陸路国境を越えてタジキスタンへ70km/約1時間30分 
- 10時30分タジキスタン ペンジケント観光&昼食世界遺産 サラズム遺跡 
 ペンジケント遺跡
 ルダーキ博物館
 バザール昼食はタジキスタン料理 
- 15時00分陸路国境を越えてサマルカンドへ70km/約1時間30分 
- 16時40分サマルカンド遺跡←今回はここからビビハニムモスク 
- 17時30分シアブ・バザール
- 19時00分夕食ウズベク風餃子「マントゥ」 
- 21時00分レギスタン広場プロジェクションマッピング 
ビビハニム・モスク:サマルカンドを象徴する青いドーム
サマルカンドの旅で絶対に外せないのが、この巨大なモスク、ビビハニム・モスクです!

このモスクは、中央アジアの英雄ティムールがインド遠征の戦利品を使い、1404年頃に完成させました。モスクの特徴は、空にそびえる巨大な青いドームと、門(ピシュタク)を飾る精巧なタイル装飾。青と白を基調とした幾何学模様とカリグラフィーは、まさに「青の都」サマルカンドを象徴する美しさです。


あまりに巨大で急いで建設されたため、完成後すぐに構造的な問題が発生し、長らく廃墟となっていました。しかし、大規模な修復を経て、現在は当時の壮麗な姿をほぼ取り戻しています。この歴史の重みを感じながら歩くのも、大きな魅力です。




後から知ったのですが、コーランの書見台の周囲を願い事をしながら3周回ると願いが叶うとか!?
余談ですが、ビビハニム・モスクのお土産屋さんで販売している栞をゲットしました。ウズベキスタンらしい柄の栞はお土産におすすめです。金額は1枚700円くらい(約70,000スム程度)と高価でしたが、旅の思い出に購入しました。

ビビハニム・モスクに隠された悲恋の伝説
壮麗なビビハニム・モスクには、ロマンチックでちょっぴり切ない伝説が残っています。
王妃ビビハニムは、遠征中の夫ティムールを驚かせるため、急いでモスクを建設させようとしました。しかし、建設を任された若き天才建築家は、美しいビビハニムに心を奪われ、恋焦がれるあまり、わざと工事を遅らせてしまいます。
ティムールの帰還が迫り、焦った王妃に、建築家は驚きの条件を突きつけます。
「完成の報酬として、王妃からのキスを」
王妃は抵抗するも、建築家の情熱的な説得に押し切られ、やむなく承諾。このキスはあまりにも熱く、王妃の頬に消えない燃えるような赤い跡を残してしまいました。
帰国したティムールは、モスクの壮麗さに喜ぶ一方、妻の頬の跡に気づき激怒!真相を知ったティムールは建築家の処刑を命じますが、彼は自分が建てたモスクのミナレットから、空を飛んで逃げ去ったと言われています。
この伝説は、巨大なモスクの美しさと共に、愛と裏切りの物語を今に伝えています。ぜひ、現地でこのロマンスの痕跡を探してみてください!

シヨブバザール:サマルカンド最大級の市場とおすすめお土産
ビビハニム・モスクの隣には、サマルカンド最古にして最大級の市場「シヨブバザール」があります。その歴史は2000年にも及ぶと言われ、古くからこの地の商業の中心として機能してきました。現在ではサマルカンド市民はもちろん、観光客にとっても欠かせない市場となっています。



私たちもここで、サマルカンドならではのお土産を購入しました!
観光客に人気のお土産は、ドライフルーツやナッツ類などの乾燥食品、そして模様のかわいい陶器や食器となります。他にもスザニ(伝統刺繍)もありますが、ガイドさん曰く、スザニは品質や価格の面でブハラで購入するのがおすすめとのことです。


シヨブバザールで購入したお土産
旅行前に絶対に購入しようと思っていたお皿!今回お迎えしたのが、こちらの鮮やかな黄色のお皿です。
なお、裏にサインがあるものが、プロの方が作ったお皿だそうです。私たちが購入した黄色のお皿にはサインがありました!
ドライフルーツで購入したのが、珍しいメロンのドライフルーツです。ウズベキスタンではポピュラーなお菓子だそうですね。甘じょっぱい不思議な味でした(笑)。

地元スーパーでお買物
バザールの他にお土産でおすすめなのが「地元のスーパー」です。ばら撒きなどのお土産はスーパーで購入するのがおすすめです。

ガイドさんがおすすめするウズベキスタンのお土産は以下の通り。
・お茶
・綿花のはちみつ
・プロフの缶詰
なお、ウズベキスタンの主な宗教はイスラム教ですが、世俗的な国のため、スーパーの中に併設されている専門店ではアルコールが購入できます。主要都市や観光地では、このようにスーパーと併設されているケースが多いため、お酒の購入に苦労することはないでしょう。私たちもウズベキスタン産ビールを購入しました。

値札が付いていないものを購入する前には、必ず値段を確認しましょう!
恐らく、私たちはぼったくられたような気がします…(涙)

次回の旅への教訓なりね!

最終的に私たちがスーパーで購入した品物がこちらです。ウズベキスタンの商品は日本と違って個包装になっていないものが多いので、配る際は注意が必要です。
「Tinchlik」で夕食:中央アジアの伝統料理マンティ
夕食はサマルカンド内にある「Tinchlik」レストランでいただきました。内装はモダンで、落ち着いた雰囲気です。

まずは恒例のビールを注文!

テーブルの上にはウズベキスタンでは欠かせないナンが置いてありました。相変わらず、ズッシリしたパンで、これだけでお腹いっぱいになりそうなのでセーブして食べます(笑)。

まずはサラダから。その後にパリパリ食感のクレープも追加。中身は定かではないのですが、ひき肉だったと思います。

続いてカボチャのスープ。

メインは「マンティ」です。
マンティは、小麦粉を練った薄い生地に具材を詰めて調理する料理で、日本の餃子や小籠包、ネパールのモモなどとルーツを共有する、中央アジアやトルコの一般的な伝統料理です。こちらのお店の具材は牛肉のひき肉でした!

デザートはフルーツ!
しばらく甘いデザートばかりだったので、さっぱりとしたフルーツは嬉しいです!

レギスタン広場:感動のプロジェクションマッピング
ツアーの旅程にはありませんでしたが、時間もあったので最後にレギスタン広場に向かいました。相変わらず地元の家族連れや観光客で大にぎわいです。
実は前日にも個人的にレギスタン広場のライトアップを見に来ていたんですよね。
ただ、この日はラッキーなことにプロジェクションマッピングを見ることができたのです!このプロジェクションマッピングは不定期で開催されるそうです。


このショーでは音楽が大音量で流れ、広場が一種のエンターテイメント空間のような賑わいを見せ、迫力満点です!もちろんショーがない日でも、通常のライトアップがされており、十分に美しい光景ですよ!

まとめ
壮大なビビハニム・モスクの歴史と伝説に触れ、活気あるシヨブバザールや地元スーパーでリアルなウズベキスタンの暮らしを感じることができました。特に、不定期なはずのレギスタン広場のプロジェクションマッピングを見られたのは、最高の思い出です。
この濃密な4日目を終え、いよいよラストの5日目です。5日目はタシケント観光です。この旅の最終日となるタシケントでの様子は、次回のブログでたっぷりご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
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