こんにちは!ひろみお夫婦(@hiromio_blog)です。
最近の私たち夫婦は、東北の各地温泉地でゆっくりとした時間を過ごすのがマイブームです。
特に個人的にお気に入りの温泉地が肘折温泉。
年に3~4回訪れるほど、肘折温泉が大好きな私たち。
今回も行って参りました!
肘折温泉の魅力は、「タイムスリップしたような心温まるレトロな街並み」と「気の向くままに温泉に浸かり、美味しい食事で心身の疲れをゆったりと癒すことができる静かな環境」です。
なお肘折温泉内のお宿は、湯治に特化したお宿と短期滞在を目的とした旅館の2種類があります。
今回宿泊した大友屋旅館は、湯治宿としても旅館としても利用できるお宿です。
<大友屋旅館のポイント>
源泉掛け流しの温泉: 「長寿の湯」として親しまれる肘折温泉の源泉掛け流しを楽しめる。
地元食材を使った料理: 旬の山菜、新鮮な川魚など、地元の食材を活かした美味しい料理が味わえる。
静かな環境でのプチ湯治: 2~3日の短期間滞在でも心身をリフレッシュできる環境が整っている。
落ち着いた和の雰囲気: 木の温もりを感じる和の空間で、ゆったりとした時間を過ごせる。
この記事では、大友屋旅館のレポートと私たちが肘折で過ごしたスケジュールを紹介しています。
お宿探しや、肘折温泉での過ごし方の参考にしてもらえると幸いです。
基本情報
住所 | 〒996-0301山形県最上郡大蔵村南山505 |
TEL | 0233-76-2331 |
部屋数 | 20室 |
チェックイン チェックアウト | 15時00分(最終19時00分) 11時00分 |
公式HP | https://bb-town.jp/ootomoya/ |
宿泊料金(参考) | 25,300 円(消費税込) ※2名総額 |
大友屋旅館は江戸時代から続く歴史あるお宿で、地元食材を使用した滋味溢れる料理が楽しめます。
アクセス
■車
東北中央自動車道→舟形IC→国道13号線約40分
■新幹線/電車
JR山形新幹線→新庄駅下車バス約60分
駐車場
駐車場は25台停められることができ、予約不要です。
場所は旅館とは少し離れたところにあります。
看板等の案内はありますが、昔ながらの温泉街で車道はやや狭めで運転が少し窮屈となりますので、
車を利用される方は駐車場所を予め確認しておくとスムーズに訪問できると思います。
滞在スケジュール
1日目
15:00 チェックイン
15:30 カネヤマ商店で角打ち/飲み物とおつまみ購入
16:15 散策
16:45 お風呂/館内散策/お部屋でまったり
18:00 夕食
19:30 カネヤマ商店で角打ち/散策
20:30 お風呂/お部屋でゆっくり
22:00 就寝
2日目
6:00 起床
6:15 朝市
7:00 お風呂
7:30 朝食
9:00 共同浴場 上ノ湯
11:00 チェックアウト
11:30 カルデラ館で日帰り入浴
1日目
〈1日目 15:00〉 チェックイン
大友屋旅館は、約20の旅館が軒を連ねる肘折温泉街の中心地に位置しています。
旅館の軒先には、足湯と温泉卵が作れる場所があります。
以前は無料で温泉卵を作れるサービスがあったようですが、昨今の物価高の影響で温泉卵無料サービスは私たちが伺った際は中止していたようです。
宿帳に記載しチェックイン完了!
入口に囲炉裏の休憩スペースがあります。
宿泊者であれば誰でも利用可能なので、お風呂上りのんびり過ごすのもおすすめです。
昔懐かしいノスタルジックな雰囲気の装飾に、心癒されます。
館内
建物自体に古さはあるものの、館内は簡易照明やかわいい置物など工夫がされており、明るく小奇麗な雰囲気です。
くつろぎスペースには、漫画や小説が置いてありました。
長期滞在で手持ち無沙汰になったときも困りませんね!
長期滞在用で、コインランドリーや自炊処も設置されています。
Wifiも完備されているので、ワーケーションにも持ってこいのお宿です。
〈1日目 15:30〉 カネヤマ商店で角打ち/飲み物とおつまみ購入
荷物を置いたら、まずはカネヤマ商店へ向かうのが私たちの肘折鉄板ルート。
カネヤマ商店は、お土産品や食料品・日用品等の小売店ですが、一番の特徴は角打ちスペースがあること!
我々夫婦が肘折温泉に来た時は、こちらで山形の地酒を楽しむことが楽しみの一つになっています。
地酒の肴に最適なおつまみも提供されているのも嬉しい。
喧騒から離れて、ゆったりとした時間を楽しめる温泉街で、まったり酒を飲む。
最高の贅沢。
私たちが肘折温泉に足しげく通う理由のひとつです。
今回は、どの日本酒を購入するか吟味しながら、晩酌とおつまみを購入。
〈1日目 16:15〉 散策
温泉街を少し散策。
温泉街の先には、肘折ダムがあります。水音を聞きながら温泉で火照った体を冷ますのもよいですね。
5月~6月頃にはライトアップされ幻想的な雰囲気を楽しめます。
肘折温泉の「ほていまんじゅう」も美味しいですが、佐々木商店の「かんりんとうまんじゅう」も絶品。カリッとし皮に餡子。しつこくない甘さで好みです!
〈1日目 16:45〉 お風呂/お部屋でまったり
お部屋紹介
今回のお部屋は、コスパよしのトイレ無しのお部屋を選択。
旅先でのトイレにはこだわりのある私。
共同トイレではありますが、ウォッシュレットで綺麗に掃除もされており抵抗なく使用できました。
ただ男女共用のため抵抗がある方は、少し課金してトイレ付きのお部屋にすることをおすすめします。
お部屋の選択肢が多いため、湯治初心者におすすめできるお宿です。
さて今回のお部屋は7号室。
入口には冷蔵庫と洗面台があります。
湯治宿では珍しく、冷蔵庫の中には有料飲み物がセットされています。
お部屋は8畳と2名で過ごすのにちょうどよいお部屋。
お布団はすでに用意されており、自分で敷くスタイルです。
アメニティは歯ブラシとタオル。
浴衣が用意されています。
お茶請けは、肘折名物の「ほていまんじゅう」。
窓の外は肘折温泉のメインストリート。
時折聞こえてくるカランコロンと下駄の音が、日頃の喧騒から離れた非日常感があって癒されます。
温泉紹介
大友屋旅館の温泉の特徴としてリラックス効果の高い「メタケイ酸」が非常に高いことです。
この温泉に入って癒しの効果を実感してみてください。
■無料貸切風呂「なごみ湯」(6時~22時)
ひのきの香るお風呂が、更なる癒しの効果をもたらします。
予約制ではなく、空いていれば好きなときに入浴できるのも嬉しいところ。
■大浴場
男女入れ替え制で2つの浴場があります。
お湯は薄い緑色で肘折温泉ならではという感じ。
広いお風呂でゆったりのんびり、最高の時間を過ごしてください。
お風呂上りは、カネヤマ商店で購入してきたそばアイスをぱくり。
そばの風味とバニラアイスの甘みが、思っていた以上に合う!
〈1日目 18:00〉 夕食
お待ちかねの夕食。
私たちはプチ湯治プランなので、部屋食かつスタンダードプランよりは少な目となります。
少なめとは言いつつ、おかずの量も十分で満足度の高い食事だったので、改めてコスパ最強だなと思う次第です。
〈1日目 19:30〉 カネヤマ商店で角打ち/散策
この時期はカネヤマ商店は夜の角打ちを営業しておりました。
※夜は不定期営業なのでご注意ください。
再び山形の地酒を楽しみます。
お酒をの楽しんだ後は、温泉街を散策します。
この時は、肘折の灯が展示されており、最高にいい雰囲気の街並みを散策することができました。
〈1日目 20:30〉 お風呂/お部屋でゆっくり
お部屋に戻ってきたら、お互い思い思いの時間を過ごしました。
読書したり、ゲームしたり、温泉に入ったり、ゆったりまったりした時間を過ごすって大事だな感じる今日この頃です。
〈1日目 22:00〉就寝
旅行に来ると夜更かししたくなるけど、寝ることも大事!
2日目
〈2日目 6:00〉 起床
目覚ましがなくとも自然と起床。
肘折名物の朝市が始まり、そこへ向かう人たちの下駄の音が聞こえてきます。
〈2日目 6:15〉 朝市
肘折名物の朝市。
4月下旬~11月下旬の毎日、旬の野菜が販売されています。
元気なお母さんとの会話も楽しみのひとつ。
GWに訪れたときは、山菜の時期。
多くの方が山菜を求めて、朝市を訪れていました。
山菜もしかりですが、個人的には「ばっけ味噌」が大好き。
宮城の郷土料理なのかな?ふきのとうを味噌で練って作られたものです。
〈2日目 7:00〉 お風呂
朝市から戻った後は、檜風呂でまったり。
朝から温泉に入れるなんて、最高の贅沢です。
〈2日目 7:30〉 朝食
お待ちかねの朝ごはん。
山菜、自家製温泉卵、煮物に焼き魚など。
素朴だけど、これが最高に美味しいんです!
〈2日目 9:00〉 共同浴場 上ノ湯
朝食を食べてひと休みした後は、温泉街の中心にある共同浴場 上ノ湯へ。
ちなみに大友屋旅館のフロントで入浴割引券が貰えます。
※宿泊者限定
歴史ある上ノ湯。
お地蔵様の台座から源泉を贅沢にかけ流しで、比較的熱めのお湯です。
〈2日目 11:00〉 チェックアウト
肘折温泉内では10時チェックアウトがデフォルトの中、大友屋旅館は11時チェックアウトとなります。
朝の1時間ってかなり貴重だから、11時チェックアウトは嬉しいなり!
〈2日目 11:30〉 カルデラ館で日帰り入浴
ホテルをチェックアウトしたら、その足でカルデラ館の日帰り入浴に向かいます。
私たちは車で向かいましたが、温泉街からだと徒歩30分の距離にあります。
カルデラ館は八角形の屋根が印象的な日帰り温泉施設。
内湯と男女交代制の露天風呂が完備されています。
また、炭酸泉の飲水処があり、内臓の働きを活発にするほか利尿作用もあると言われています。
大友屋旅館で割引券をいただき、通常金額より安く入浴できました!
レトロな建物、自然溢れる露天風呂。
口の中で弾ける炭酸泉。
なんで今まで訪れなかったのだろうと後悔でした。
ぜひ、肘折温泉に訪れた際はカルデラ館にも立ち寄ることをおすすめします!
まとめ
大友屋旅館での宿泊は、温泉好きの方にはもちろん、日々のストレスを解消したいと考えている方にもおすすめです。
このブログを参考に、皆さんも肘折温泉で素晴らしいひとときをお楽しみください。
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