
こんにちは!ひろみお夫婦(@hiromio_blog)です。
シンガポールといえば、近代的な都市景観やマーライオン、マリーナベイ・サンズを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、この魅力的な国には、知る人ぞ知る「カオス」と称される一風変わった場所があるんです!それが今回ご紹介する「ハウパーヴィラ」。
私がハウパーヴィラを知ったのは、あるYouTube動画を拝見したのがきっかけでした。そこに映る摩訶不思議なオブジェクトに強く惹かれ、「シンガポールへ行く機会があれば必ず訪れよう」と心に決めていたんです。そしてこの度、念願叶い、シンガポールを訪れる機会を得て、ついに「ハウパーヴィラ」へ行ってきました!
この記事ではそんな魅力たっぷりの「ハウパーヴィラ」について、私の個人的な解釈を交えながらご紹介させていただきます。
ハウパーヴィラ(旧タイガーバームガーデン)ってどんな場所?
ハウパーヴィラ、かつては「タイガーバームガーデン」と呼ばれていたこのユニークな巨大庭園は、タイガーバームの創始者である胡兄弟(胡文虎、胡文豹)によって建設されました。
建造の目的は、中国の文化や思想、人生の教訓を、数多くの奇妙でカラフルな像やジオラマを通して伝えることにありました。もちろん、タイガーバームの宣伝という側面も持っていました。
現在、ハウパーヴィラはシンガポール政府観光局によって管理されており、1000体以上の像が展示された、シンガポールならではの観光スポットとして無料で公開されています。

基本情報
ハウパーヴィラはシンガポールの郊外にありますが、MRTから徒歩すぐの距離にあるため観光客でも訪れやすいスポットです。
〈ハウ・パー・ヴィラの詳細〉
所在地(住所):262 Pasir Panjang Rd, Singapore 118628。
アクセス:MRT 「Haw Par Villa駅」から徒歩すぐ。
開園時間:9:00~20:00(最終入場19:30)
入場料:公園自体は無料。ヘルズミュージアムは有料。

摩訶不思議な園内散策!ツッコミどころ満載の像とジオラマ
園内に一歩足を踏み入れると摩訶不思議な雰囲気。事前にはガイドブックで不思議な場所とは知っていましたが、実際に体験してみると想像以上に不思議さ満点です。
中国の神話、伝説、民間伝承などをモチーフに1,000体以上の像が所狭しと並んでいます。私は中国の神話や伝説に詳しくないのですが、好きな方はまた違った視点で楽しめるのではないでしょうか。

全体的に極彩色で、グロテスクな像がたくさん。思っていた以上にカオス!(笑)

日本ではお目にかかれない光景!(笑)
具体的な展示を一部写真で紹介します!
ハウパーヴィラの入口。
本当に無料!?と思えるほど敷地が広く立派!

ビジターセンターにはタイガーバームが販売されていました。せっかくなのでお土産で購入。因みにタでイガーバームは様々な場所で販売されているので、ここで購入しなくとも手に入れることは容易です。


ビジターセンター横には池があり、魚や亀が生息しています。餌が置いてあり1ドルで購入できますよ!

私たちも購入したよ!

亀に餌をあげたかったけど、大量の魚に速攻で持っていかれたなり~(笑)



利用はしませんでしたが、食事処もあるのでコーヒーでひと休みというのもよいです。


さて本格的に園内を散策します。置いてあるオブジェクトは、極彩色で、見方によってはグロテスクな造形です。

西遊記をはじめ中国で有名な物語の展示物がたくさん。



あれ、親戚のおじさんかな?(笑)

中国とは関係ないオブジェクトもたくさん。なぜ作ったのか!?と突っ込みたくなりますよ(笑)


強烈なインパクトを与える蟹女と貝女。そして全然美しくない人魚たち(笑)



洞窟の奥には有料のヘルズミュージアムがあります。
日本に帰国してから見ておけばよかったかな~と後悔。
まっ!次のシンガポール旅行の楽しみにとっておきましょう。

いずれにせよ、他にもたくさんの突っ込みどころ満載のオブジェクトがあり、無料とは思えないくらいの満足感が味わえますよ!

近代都市のシンガポールに居るということを忘れさせるくらい個性の強いオブジェクトばっかりだったよ~。
ハウパーヴィラを訪れる際の注意点と楽しみ方
注意点
<服装>
屋外展示が多いのため歩きやすい靴がおすすめです。
<暑さ対策>
シンガポールは年間を通して高温多湿な常夏気候です。水分補給は必須となるのため飲み物の持参は忘れずに!また日差しも強いので、帽子や日焼け止めなどの対策するよいでしょう。
<展示物について>
一部の展示はグロテスクな表現もあるので、苦手な方へはおすすめしません。
楽しみ方
<予習のススメ>
私が後悔したことですが、中国神話や伝説を事前に少し知っておくと、展示をより深く理解でき楽しめるでしょう。
<写真撮影を楽しむ>
ユニークな像やジオラマなど撮影スポットがたくさん。ある意味インスタ映え!?(笑)
<時間をかけてじっくり巡る>
想像したより広大な敷地なので、時間に余裕を持って訪れるとよいでしょう。
私たちは面白すぎて1時間30分くらい滞在してました。
<自分なりの解釈を見つける>
知識がなくとも、自由に想像力を働かせて巡るのも楽しいです。
まとめ
ハウパーヴィラは、シンガポールの一般的な観光地とは一線を画す、まさに「カオス」という言葉がぴったりの場所でした。奇妙でカラフルな像やジオラマは、時にシュールで、時にグロテスク、なぜか不思議に惹かれてしまう展示物たち。しかし、その奥には中国の文化や教訓が詰まっています。
シンガポールを訪れた際には、近代的な景色だけでなく、ぜひこのハウパーヴィラにも足を運んでみてください。きっと、忘れられない強烈な体験ができるはずです。
シンガポールのホテルや他の観光地についても記事にしています。併せてチェックしてみてください。
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