こんにちは!ひろみお夫婦(@hiromio_blog)です。
初めての太平洋フェリーで、仙台から名古屋までの船旅を楽しんできました!
新幹線や飛行機とは違う、ゆったりとした時間が流れる船旅は、まるで日常から離れた小さな冒険。
『フェリーって揺れるの?船内は快適なの?』そんな不安を抱えていた私も、実際に乗ってみたらその魅力にすっかり夢中になってしまいました。
この記事では、予約の方法や船内の設備、食事、そして船上から見える美しい景色まで、太平洋フェリーでの旅を徹底解説します!
フェリー初心者の方にも安心して楽しめる情報をたっぷりお届けしますので、次の旅の参考にぜひどうぞ。
予約から出発までの準備ガイド
予約方法
太平洋フェリーの公式ウェブサイトから直接予約が可能です。
予約の受付は、乗船日の2ヶ月前午前9時から可能です。
- 太平洋フェリー公式サイト: https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/
- 目的地、出発日、人数、車両の有無を選択。
- 座席タイプ(スタンダード、デラックス、スイートなど)を選択。
- 料金の確認後、支払い手続きを行います。
- 乗船名簿の記入(記入しておくとチェックイン時に楽です)
太平洋フェリーの予約センターに電話で予約することもできます。
- 予約センター:0570-783-865(国内専用)
- 営業時間:【平日・土曜・祝日】9:00〜17:30(年末年始を除く)
また太平洋フェリーでは、割引が適用されることがあります。
詳細は太平洋フェリー公式サイトでご確認ください。
出発前の準備
持ち物リスト:これだけは忘れずに!
船旅を快適に過ごすために特有の持ち物が必要です。おすすめの持ち込み品をリストにしたので参考にしてみてください。楽し船旅のため、準備をしっかりしておきましょう。
- 船酔い対策:初めてのフェリーで心配なのが船酔い。酔い止め薬を持参すると安心です。また、酔いに敏感な方は、酔い止めバンドやリストなども検討してみてください。
- リラックスグッズ:船内でのんびり過ごすために、読みたい本やタブレット、イヤホンを持参するのもおすすめです。船内はインターネットの利用が制限されるので、乗り込み前に準備をしていきましょう。また、客室によっては長時間座ることになるので、ネックピローやブランケットを持ち込むとさらに快適です。
- カメラやスマートフォン:船上からの景色や船内の雰囲気を記録するために、カメラやスマートフォンは必須です。美しい海の景色や夕日、夜空の星など、船旅でしか見ることのできない瞬間を逃さず残しましょう。
- 充電器やバッテリーパック:船内では、スマートフォンの充電が必要になることが多いので、予備のバッテリーパックを持参すると便利です。船内にはコンセントがありますが、数に限りがある場合もあるので、準備しておくと安心です。
- 軽食や飲み物:船内にはレストランや売店がありますが、夜間や営業時間外にお腹が空くこともあります。お気に入りのスナックや飲み物を持ち込むと、さらに快適に過ごせます。
服装のポイント
フェリー内は空調が効いていますが、デッキに出ると風が強くなることがあります。季節によっては夜間や朝方は冷えることもあるため、脱ぎ着しやすいカーディガンやパーカーなど、軽く羽織れるものを持っていくと安心です。また、船内での移動は歩きやすい靴がベスト。長時間の移動でも疲れにくい靴を選びましょう。
天気のチェックも忘れずに
船旅は天候の影響を受けやすいので、出発前に天気予報を確認しておくと良いでしょう。特に強風や雨の場合は、船の揺れが強くなることがあるため、酔いやすい方は対策をしておくと安心です。晴れた日にはデッキで美しい景色を楽しめるので、サングラスや帽子も持っていくと便利です。
仙台港までのアクセス
太平洋フェリーの仙台港ターミナルは仙台市内から少し離れた場所にあり、車や公共交通機関を利用してアクセスできます。
詳細のアクセス方法は太平洋フェリー公式にてご確認ください。
私たちは、JR中野栄駅で降りて、徒歩で仙台港まで向かいました!
いい運動になりますが、徒歩だと約35分かかるのでバスかタクシーをおすすめします。
チェックイン
フェリーターミナルには、出航の少なくとも1時間前には到着しておくことをおすすめします。特に初めての乗船では、手続きに時間がかかることがあるので、時間に余裕を持って行動しましょう。
1. 受付
車なしの方は、ターミナルで乗船名簿を記入し、窓口へ提出。
予約時に乗船名簿の登録済みでも、搭乗手続きが必要です。
インターネット予約の場合は「予約番号」が必要です。予約番号は予約完了時に届くメールに記載されています!
車の方は誘導員の指示に従って駐車し、乗船名簿と車検証(コピー可)を提示して手続きします。
2. 乗船
徒歩の方は、ターミナルビル2Fの乗船口から乗船。車を持ち込む方は、誘導員の指示で車を船内へ駐車します。
3. 下船
到着後、案内があるまで待機。車の方は運転者のみ車で下船し、同乗者は徒歩で下船します。
詳しくは公式サイトをご覧ください:太平洋フェリー 受付から乗船まで
フェリー(きそ)内の設備紹介
客室紹介
私が予約した部屋は「1等客室インサイド」です。
船体のインサイド側に位置するため、客室から外の風景を見えませんが、リーズナブルな価格となっています。
↓↓客室一覧
・ロイヤルスイートルーム(バスタブ・シャワートイレ付)
・スイートルーム(バスタブ・シャワートイレ付)
・セミスイートルーム(バスタブ・シャワートイレ付)
・特等客室_洋室(バスタブ・シャワートイレ付)
・特等客室_和室(バスタブ・シャワートイレ付)
・1等客室_和洋室(シャワー・トイレ付)
・1等客室_洋室_インサイド(シャワー・トイレ付)
・1等客室_和室(シャワー・トイレ付)
・1等客室_バリアフリー対応洋室(シャワー・シャワートイレ付)
・S寝台
・B寝台
・2等和室
1等客室インサイドのお部屋紹介をします!
入口すぐに収納スペースがあります。
バスタオル・タオルが完備されているのは嬉しい。
収納スペースの向かい側が水回りとなっています。
アメニティは歯ブラシセットが置いてありました!
作業デスク。湯沸しポットとお茶があります。
冷蔵庫も完備!
ベッドルーム。
USBポータルはないので、アダプタ持参必須です。
テレビが設置されています。海の上なので映ったり映らなかったりでした!
パジャマも完備されていますよ。
設備は古めではあるものの、個室空間はさながらビズネスホテルで、かなり快適な船旅を過ごすことができました。
1等客室インサイドおすすめです!
共用施設紹介
太平洋フェリー「きそ」の共用施設には、快適な船旅を楽しめるためのさまざまな設備が整っています。以下は主要な共用施設の紹介をします。
レストラン「タヒチ」
レストランでは、和洋中さまざまなメニューが提供され、朝食・昼食・夕食を楽しめます。バイキング形式で、季節ごとの特別メニューもあります。
GW等は大変混雑するため、並ぶことは必須です。
スタンド「マーメイドクラブ」
軽食やドリンク(アルコール類含)を販売しており、夜の21時30分まで営業をいしています。
展望大浴場
温泉気分が味わえるジャグジー付きの大浴場です。大きい窓からは船でしか味わえない、大海原の景色を堪能できます。
GWなどの長期連休は、夜の時間帯は混雑するので、利用時間は早めをおすすめします!
ショップコーナー
各寄港地のお土産や旅の思い出となる小物から、お菓子・飲み物・日用雑貨が販売されています!
常に営業しているわけではなく、決められた時間帯で営業をされています。
営業時間のチェックも忘れずに。
ゲームコーナー
子どもから大人まで楽しめるゲームが揃ってました!
カラオケスタジオQ
貸切で利用できるカラオケルームも完備。1時間1室1,100円で歌いたい放題。23時まで利用できます。
キッズルーム
小さな子どものための、遊び場です。長い航海、子どもの遊び場があるのは便利です。
自動販売機
かなり多くの自動販売機が設置されており、売店が締まっていても飲み物にも困りません。
ただしお酒は午後11時~午前5時までは販売を停止しているので注意です。
船内の食事
GWなどの長期連休時は人も多く、レストランが混雑するのも必須。
食事を持ち込んでいる方も多くいらっしゃいました。
かくゆう私たちも、昼ごはんは仙台駅で購入してきた駅弁を食べてました!
レストラン「タヒチ」
バイキング形式のレストラン。私たちは夜のみ利用。
夜の料金は、大人2,100円、子ども1,200円となります。
混雑する時間を外して19時に入店しましたが、さすがGW!10分ほど並びました。
店内は広めで、比較的ゆったりと食事ができます。
料理の種類は和洋折衷様々で、船内にいながら豪華な食事を愉しめます。
アイス含めデザートも用意されています。
船内ということを忘れそうな食事のラインナップでした!
スタンド「マーメイドクラブ」
ここの賄いカレーが私たちイチオシ!特製カレーは具材がたっぷりで、コクのある味わいが特徴。
シンプルながらボリュームがあり、心もお腹も満たしてくれる逸品です!
船旅中のアクティビティと過ごし方
船内アクティビティの紹介
太平洋フェリーでは、様々なアクティビティが提供されており、船旅を一層楽しめます。
代表的なアクティビティとして、映画上映やライブパフォーマンスがあり、船内に設置された映画館で映画を無料で鑑賞できます。また、ライブ演奏やトークショーが行われることもあります。
さらに、展望大浴場でリラックスしたり、船内売店でお土産を購入したり、豊富な娯楽施設が揃っています。
シアターラウンジ
ラウンジショーでは、本格的な演奏や楽しいイベントを楽しめます。
また映画も2回公演で上映されていました。
景色を楽しむポイント
スカイデッキで見る大海原の景色を存分に楽しめます。
せっかくの船旅、絶景ポイントをしっかり押されておきましょう!
なお時期によって見る時間は変動します。
日の入り、日の出時間は、船内に貼ってあるのでチェックを忘れずに。
見どころ① 14時30分 仙台行きとのすれ違い
名古屋~仙台間で見られる太平洋フェリー姉妹船の「すれ違い」は必見!
大型フェリー同士のすれ違いで、ここまで近いことは珍しいことらしいです。
お互い汽笛を鳴らし合い、すれ違っていく様は迫力満点です!
見どころ② 18時20分 日の入り
視界を遮るものがなく、水平線に沈む夕日を眺められます。
夕焼けで薄暗い中、景色が黄金色に輝く黄昏時の景色が素晴らしいです。
見どころ③ 4時50分 日の出
早起きをして、日の出を拝むのもフェリー旅の醍醐味。
地平線から太陽が出てくる様は、地球の雄大さを感じられる瞬間です。
フェリー特有の不安解消ガイド
フェリーに乗船する上で、不安な点がいくつかあると思います。
私が実際に不安だったこと、そしてそれの対策を紹介します。
揺れや船酔い対策
フェリーなので、揺れはあります。
私たちが利用した時は、晴天に恵まれていたので波は穏やかで揺れはそこまでありませんでした。
それでも揺れは多少なりともあったので、船酔いしやすい方は酔い止めを必ず持参してください。
酔い止めはフェリーの売店で販売されていませんので注意です。
また酔い止めは眠くなりやすいものが多いのが特徴。
私たちも、かなり眠くて、フェリーでは結構寝て過ごしていました。
眠くなっても、船酔いするよりはマシなので、やはり酔い止めは必須です。
インターネット環境やWi-Fi事情
インターネットは利用できないと考えておいた方がよいです!
船内Wi-Fiサービスはあるようですが、私たちが利用した2024年5月時点では衛星機器不具合の影響により利用ができませんでした。
到着後の名古屋での楽しみ方
名古屋到着後のアクセスガイド
公共交通機関を利用する方法
- フェリーターミナルからあおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)野跡駅へ
- あおなみ線で名古屋駅まで
野跡駅からあおなみ線に乗り、名古屋駅まで直通で約25分程度です。
ただ私たちが利用したGW時期は、無料臨時バスが運行されており、あおなみ線「金城ふ頭駅」まで送迎してもらいました!
タクシーを利用する方法
- フェリーターミナルから名古屋駅までタクシーで移動すると、所要時間は約20〜30分。
料金は3000円〜4000円程度かかります(渋滞状況によって変動)。
名古屋観光スポットの提案
名古屋観光スポットやホテルは他記事でまとめてます。
併せて読んでみてください!
まとめ
仙台から名古屋までの船旅は、時間の流れがゆったりと感じられ、日常から解放される贅沢なひとときでした。美しい海の景色を楽しみながら、豪華な食事、リラックスできる大浴場、心地よい客室で過ごす時間は、他の交通手段では味わえない特別な魅力があります。
さらに、フェリー旅は目的地へ向かう「移動」そのものが、旅の楽しみの一部となる点が最大の特徴です。心と体をリフレッシュしながら、次の旅への期待を高めてくれるこの船旅は、家族や友人との思い出作り、あるいは一人旅での癒しの時間に最適です。
太平洋フェリーでしか味わえない、ゆったりとした船旅の楽しさを、ぜひあなたも体験してみてください。次回の旅の計画には、この「太平洋フェリー」を選んで、新たな冒険へと漕ぎ出してみてはいかがでしょうか?
心に残る素晴らしい船旅が待っています!
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