
こんにちは!ひろみお夫婦(@hiromio_blog)です。
今回は、鳥取県を代表する名湯・三朝(みささ)温泉にある、
建物全体が国の登録有形文化財に認定されているお宿「木屋旅館」の宿泊記をお届けします!
木屋旅館さんは「有形文化財に認定される歴史ある味わい深い旅宿」として名高く、
また、三朝温泉と言えばの世界屈指のラドン含有量を誇る「放射能泉」を満喫できるお宿として、とても楽しみにお伺いしました!
驚きの「足元湧出」温泉から、明治・大正・昭和が溶け込んだ趣のあるレトロな客室、
そして大満足の夕食・朝食まで、写真たっぷりで詳しくご紹介します。
〈この記事のポイント〉
・足元から湧出する新鮮な極上ラドン泉
・風情豊かな川沿いの眺望を望む角部屋
・洋風メニューも楽しい大満足の和会席
・昭和レトロな温泉街をぶらり散策
基本情報・アクセス・駐車場
基本情報
| 住所 | 〒682-0123鳥取県東伯郡三朝町三朝895 |
| TEL | 0858-43-0521 |
| 駐車場 | 約14台(宿泊者専用)先着順 |
| 客室数 | 14室 |
| チェックイン チェックアウト | 15:00 10:00 |
| 公式サイト | 木屋旅館HP |
宿泊料金は1人あたり23,100円と、私たちにとってはなかなかの「いいお値段」のお宿。
それだけに、期待に胸を膨らませて向かいました!
アクセス
【電車・バスの場合】
JR山陰本線「倉吉駅」から路線バス(三朝温泉行き)で約20分、「三朝温泉観光商工センター前」または「温泉街」バス停下車、徒歩すぐ。
【車の場合】
中国自動車道「院庄IC」または米子自動車道「湯原IC」から約40〜50分。
駐車場
駐車場は宿から少し離れた場所に専用駐車場が用意されています。
一旦、宿の前に立ち寄り、駐車場の場所を説明していただいてから駐車しました。
周辺の道は車1台が通れるくらいの狭さなので、大きい車で行かれる方は注意しましょう!


雪がすごくてかなりの悪路だったので、駐車するだけでも一苦労でした💦

前日には、車が滑って道路から落ちたという話もお宿の人から聞いたよね。
スタッドレスでも滑るのに、ノーマルタイヤでの冬道運転は絶対にダメだよ!
雪道の運転は慎重にね!
チェックイン
木屋旅館は、2010年に全館が国の登録有形文化財に認定されました。
かつて三朝温泉が「湯治場」から「観光地」へと生まれ変わる先駆けとなった建物だそうです。
時代の移り変わりに対応してきた文化的な面影が、館内のあちこちに今も色濃く残っています。

一歩足を踏み入れると、そこにあるのは磨き抜かれた艶やかな木造美。明治・大正・昭和のそれぞれの時代が優しく溶け込んだようなレトロな造りに、一瞬で非日常の世界へと引き込まれてしまいます。

チェックイン後は、女将さんが各温泉の場所と利用方法について丁寧に教えてくださいました。
一歩一歩歩くたびに、ギシッと鳴る床の音さえも心地よいBGMに感じられます。




客室
今回私たちが宿泊したのは、【明治の和室】「栃(とち)」というお部屋です。
2階の川側に位置する、贅沢な角部屋となっています。


全館が文化財に指定されている木屋旅館ですが、このお部屋はまさにその歴史を肌で感じられる「明治の和室」。歴史の趣はそのままに、しっかりとリフォームされていて、とても快適に過ごせる客室になっています。




川側の角部屋という絶好のポジションで、窓からは三朝川のせせらぎを間近に望むことができます。2面の窓から景色を楽しめるのは角部屋ならではの特権ですね。



磨き上げられた木の質感や畳の香りに包まれて過ごす時間は、日常を完全に忘れさせてくれる贅沢なひとときでした。

三朝川のせせらぎを間近に望める広縁は、まさに特等席だったね!

温泉
今回、数ある三朝温泉の宿の中から木屋旅館さんを選んだ最大の理由。
それが、この「放射能泉」を最高の状態で堪能できる宿だからです。

三朝の湯は、高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉。新陳代謝を活発にし、免疫力や自然治癒力を高める「放射線ホルミシス効果」があると言われています。
木屋旅館では、その貴重な成分を一切損なわないよう、湯量豊富な自家源泉を贅沢に100%源泉かけ流しにしています。
三朝温泉のポイント
1.細胞を活性化する「ホルミシス効果」
三朝の湯に含まれる微量の放射線は、体に害を与えるどころか、むしろ細胞を刺激して活性化させます。これを「放射線ホルミシス効果」と呼びます。新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力を高める効果が期待できるため、古くから現代に至るまで、本格的な湯治の場として広く親しまれています。
2.「浸かる・吸う・飲む」でトリプル効果
・浸かる(入浴): 皮膚からラドンが吸収され、血行を促進します。
・吸う(呼吸): 湯気とともに立ち上るラドンガスを吸い込むことで、直接肺から体内に取り込み、全身の細胞を刺激します。
・飲む(飲泉): 温泉を飲むことで、胃や腸の粘膜から成分が吸収され、消化器系の働きをサポートします。
木屋旅館には、魅力的な浴室がいくつもあります。

・楽泉の湯

ここが今回、一番楽しみにしていたお風呂です!
なんと、お風呂の底から温泉がぷくぷくと直接湧き出ている「足元湧出」の温泉なんです。


温泉は空気に触れると少しずつ酸化して鮮度が落ちてしまうそうなのですが、ここは湧きたて生中継(笑)の、正真正銘「新鮮すぎる放射能泉」に浸かることができます。
しかも、浴室のレトロなタイルがとっても可愛いんです!
昔懐かしいノスタルジックな雰囲気が漂っていて、空間そのものにもめちゃくちゃ癒されます。
さらにこの楽泉の湯、お湯に浸かるだけじゃなくて、なんと「飲泉(温泉を飲むこと)」もできちゃいます!

湯船の周りはレトロなミストサウナのようになっており、立ち上る湯気を胸いっぱいに吸い込む「熱気浴」も同時に楽しめます。
「浸かってよし、飲んでよし、吸ってよし」という、放射能泉のパワーをこれでもかと全身でフル体験できる、もの凄くパワフルで贅沢なお湯でした!


温泉の温度はかなり高いので、水で薄めないと入れなかったなり〜。

・薬師の湯
もう一つ忘れてはならないのが、こちらの「薬師の湯」。
脱衣所から階段を下りていく、という構造がすでに秘密基地っぽくてワクワクしますよね。

階段を下りた先には、シンプルでどこか懐かしい雰囲気の浴室が広がっています。
大きな窓こそありませんが、その分しっとりと落ち着いていて、自分だけの時間を過ごせるプライベート感たっぷりの空間です。壁のクラシックさや床の質感に、長い年月大切に使われてきた歴史を感じます。

・河瀬の湯(男性専用大浴場)/河鹿の湯(女性専用大浴場)
これまでの「楽泉の湯」や「薬師の湯」のどこか籠もるような湯治場らしい雰囲気とはガラリと変わって、こちらは足を伸ばしてゆったりと入れる開放感が魅力です!

湯治場らしいディープなお風呂を満喫したあとに、この開放的な大浴場でのんびりクールダウンするのも最高の贅沢。
他にもオンドル(岩盤浴)や有料ですがミストサウナもあり、館内だけで贅沢な温泉巡りがしっかり完結しちゃいます!


夕食
お風呂上がりで身体がポカポカになった後は、お待ちかねの夕食の時間です!
今回はお部屋近くの個室でいただきました。
「節分」をテーマにした前菜。おかめや鬼の小さくて可愛い飾りがちょこんと載っていて、目でも思いっきり楽しませてくれます。「南蛮漬け」はタマネギがたっぷりでさっぱりといただけて、「地魚四種の刺身」は日本海が近い鳥取ならではの鮮度の良さ!身がぷりっぷりで、一口食べるたびに幸せな気分になります。

そして、伝統的な和会席のなかに「おっ!」と驚くようなメニューが隠れているのが木屋旅館さんの面白いところ。
なんと、可愛らしい小ぶりの丸ごと食パンを使った「パンシチュー」が登場!
和風のお宿で本格的なシチューが食べられるなんて意外でしたが、これがまたコクがあって絶品。スプーンでパンを崩しながらきれいに完食しちゃいました。

さらに、揚げ物には大ぶりの「穴子フライ」が。衣がサックサクで、中の穴子はふっくらジューシー!添えられたタルタルソースをたっぷり絡めていただくと、もう最高にお酒(もちろん大好きなビール!)が進みます。

美味しいお料理をたっぷり堪能したあとの締めは、「もずく雑炊」とお漬物。
とろっとした優しいお出汁の中に、もずくのつるっとした食感。温泉で火照った身体とお腹にじんわりと染み渡る美味しさでした。

定番の新鮮なお刺身や南蛮漬けから、洋風のお茶目なメニューまでミックスされていて、最後まで飽きずにワクワクしながらいただける大満足の夕食でした!
朝食
心地いい川のせせらぎを聴きながらすっきりと目覚めた翌朝。温泉効果でお腹もペコペコです!
朝食も、夕食と同じく身体に優しそうな和朝食がテーブルにずらりと並びます。
お皿に少しずつ上品に盛り付けられたおかずが、目にも鮮やかでテンションが上がります。
だし巻き卵にきんぴらごぼう、お浸し、焼き魚といった「これぞ日本の朝ごはん」という定番メニューはもちろん、サラダやベーコンなどもあってバリエーション豊か。

そして、おひつを開けるとお米がツヤッツヤ!
具だくさんでホッとする味のお味噌汁や焼き海苔と一緒にいただけば、もうお箸が止まりません。温泉に入った後の炊きたてご飯って、なんでこんなに美味しいんでしょうか(笑)。

最後はブルーベリーソースがかかった爽やかなヨーグルトとフルーツでさっぱりと締め。
派手すぎず、でも一品一品が丁寧に作られていることが伝わるお料理ばかりで、朝からしっかりとエネルギーをチャージできました!
散策
木屋旅館を一歩出ると、そこは昭和レトロな雰囲気がそのまま残るノスタルジックな「三朝温泉街」!

私たちは寄り道こそしませんでしたが、通り沿いには昔懐かしい射的場なんかもあって、歩いているだけで「あぁ、温泉街に来たなぁ」というワクワク気分を盛り上げてくれます。

そんなぶらぶら歩くだけでも楽しい温泉街ですが、特に押さえておきたい注目のポイントを2つご紹介します。
①温泉街のシンボル!「河原風呂」
三朝橋のすぐたもと、河原にぽつんと現れるのが温泉街の名物「野天風呂」です。


24時間無料で入浴できますが、本当にさえぎるものが何もない、川沿いの超オープンなロケーション(笑)!丸見えなので実際にお湯に浸かるのはなかなかの勇気が要りますが、すぐ横には気軽に利用できる「足湯」もあります。川のせせらぎを聴きながら入る足湯は最高に気持ちよくて、散策のプチ休憩にぴったりです。

②お風呂上がりの新定番!「三朝ヨーグルト」
散策中のおやつ&お土産探しに立ち寄りたいのが、おしゃれな外観が目を引く専門店「三朝ヨーグルト」です!


お風呂上がりの定番といえば牛乳ですが、三朝ではヨーグルトが新定番。
鳥取県産の新鮮な生乳を贅沢に使ったヨーグルトは、とっても濃厚でまろやか!

三朝温泉は見どころがコンパクトにギュッと詰まっているので、チェックイン後やお出かけ前のちょっとした時間でも大満足の時間が過ごせます。
まとめ
こちらのお宿で一番感動したのは、やっぱり木屋旅館さんが誇る「温泉」の圧倒的なパワーでした。
湯船の底から直接湧き出る「足元湧出」の新鮮な温泉に浸かり、湯気を吸い込み、温泉を飲む。この「浸かる・吸う・飲む」のトリプル効果をフルに体験できる宿は、全国を探してもそうそうありません。
文化財ならではの木の温もりに包まれながら過ごす時間は、まさに現代の「究極の湯治」そのもの。レトロな世界観にどっぷりと浸かりながら、心身ともにデトックスされる感覚は唯一無二です。
温泉好きの方はもちろん、「最近ちょっと疲れが溜まっているな」と感じている方にこそ、ぜひ一度体験していただきたい名宿です。
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